【憎しみじゃあいつには勝てないよ、ユージオ】ソードアートオンライン12巻感想

「憎しみじゃ、あいつには勝てないよ、ユージオ」

 

キリトは、ユージオにこう言います。

ユージオは、整合騎士に対して、「幼いアリスを連れ去った忌むべき相手」という感情を持っています。

逆にキリトは、長ければ百何十年も騎士として生きてきた整合騎士に、ある種の尊敬の念を持っています。

キリトは剣士なので、相手が剣士であれば誰にでもそのような感情を抱くのかもしれません。

男でも、女でも、子どもでも、例え敵でも。

 

整合騎士との戦いが続くソードアートオンライン12巻の後半。

デュソルバート、ファナティオ、敵としてマジリスペクトです。

整合騎士はひとりひとりが個性的でかっこいいですね。

使っている武器や技なども、一色淡ではなくそれぞれの個性があって、しかも、装備している武器にも背景がある。

なので、ソードアートオンライン12巻を見る人には、武器の成り立ちにも注目して欲しいです。

これまで触れてきませんでしたが、キリトとユージオも愛剣を持っています。

キリトは「夜空の剣」

ユージオは「青薔薇の剣」

これらの剣にも、生まれた背景があり、武器の最大の能力を引き出すために、武器の記憶を頼りにして開放していきます。

この辺が、ソードアートオンラインらしいところですよね。

名前に「ソード」が入っているだけあって、剣に関してのこだわりが感じらるんです(^^♪

 

整合騎士を褒めると、ユージオに怒られそうですが、しかしそのユージオも、彼らの背負った剣の重さを知って、涙する場面があります。

キリトとユージオ、そして整合騎士、どちらも悪くないんですよね。

だからこそ、キリトはユージオに

「憎しみじゃ、あいつには勝てないよ、ユージオ」

と言ったのでしょう。

想いが上回った方が勝利する。

こんな現実世界じゃ起こりえないことも、アンダーワールドでは、思いの強さが実際の強さに付加される「心意(しんい)」によって起こります。

 

キリトが整合騎士を敵ながら尊敬している理由は、彼らもまたアンダーワールド人だからでしょう。

そして、心意という強い思いが具現化する世界で戦う人たちをみて、キリトはアンダーワールドと、そこに暮らすアンダーワールド人を心から尊敬しているのだと思います。

(実際には言っていません、私の憶測です)

 

私は、キリトとユージオ、整合騎士たちの熱い戦いを見ながら(読みながら)、本当はどちらにも負けて欲しくないです。

 

デュソルバートやファナティオは、人間的にも魅力的です。

フィゼルとリネル、この二人も、本当は憎むべき相手ではないんですよね。

悪いのはやっぱりあいつだと確信します。

読みながら、セントラルカセドラルてっぺんにいるアドミニストレータへの怒りがふつふつと湧いてくる章です。

 

武器のかっこよさ、整合騎士の誇り高さ、キリトとユージオの絆の強さ・・・

ソードアートオンライン12巻の後半も、目が離せない展開目白押しです!

 

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【整合騎士との戦い】ソードアートオンライン 小説12巻感想

とうとう本格的に、整合騎士との戦いがはじまりました。

ソードアートオンラインの小説は、戦いの描写が本当に細かいんです。

おそらく、アニメ化してしまえば数秒で終わってしまうであろうと考えると、とっても残念です。

もちろん、流れるようなアニメーションと音楽、声優さんたちの演技を見るのはそれはそれで楽しいのですが、この小説版の戦いの描写は是非とも見て体験してもらいたい。

ソードアートオンラインのアニメ版はバトルが派手で見ていて飽きませんが、これらは小説での細かい描写があってこそなんだと思います。

キリトとユージオには達成しなくてはならない目標がありますが、整合騎士たちも背負ったものがあります。

お互いに負けられない戦いを見るならば、戦っている最中の気持ちや思いを知るのであれば、やっぱり小説がいいです。

あの日、連れ去られたアリスを見ている事しかできなかったユージオが、自分の剣に何を乗せるのか。

とってもとっても熱い戦いが繰り広げられます。

 

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【10人の命を選別する!?】ソードアートオンライン 小説12巻感想

もしあなたが神様に、

「この世界の人間はすべて消滅します。でもあなただけには特別に、あなたとあなた以外の10人の命を助ける権利をあげましょう」

といわれたら、どうしますか?

 

自分の親兄弟、家族、恋人、親友、お世話になった人・・・

高齢者よりも、赤ちゃんの方がいいのか、とか。

いろいろ悩んでしまうと思いますが、

「選べない!」とか

「自分も消滅させてくれ」などと言う人もいらっしゃるでしょう。

 

または、自分以外すべて好きな異性にする人も、中にはいるかもしれません。

別にそれでもいいのでしょう、神から与えられた、あなただけの特権なのですから。

 

ただ、こんな質問を突きつけられたら、それこそ地獄かもしれません。

ソードアートオンラインを読んでいて思うのは、

常に「自分だったらどう思うだろう」とか「自分がその世界に行ったら何を感じるだろう」とか「自分だったらどう答えをだすだろう」と自分に置き換えて考えさせられるということ。

これがソードアートオンライン小説版の楽しさでもあるんですけどね。

 

この質問はまさに、キリトに突き付けられたもの。

キリトはどんな答えを出すのか。

興味は尽きません。

 

これだからソードアートオンラインを読むのをやめられないんですよね。

 

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【アンダーワールドが作られた意味】ソードアートオンライン 小説12巻感想

これまで、アンダーワールドが作られた本当の意味は語られてきませんでした。

しかし、リアルワールドではなく、まさかのアンダーワールド内で、アンダーワールドが作られた理由を知るとは思いませんでした。

なんというか、キリトがアンダーワールド人にとっての神・ラースがいる世界から来た、ということを知っている人物がいるだけで、ソードアートオンラインアリシゼーション編はより深く魅力的な物語になります。

 

キリトも、アンダーワールドに来てはじめてリアルワールドの世界のことを思う存分話すことができたので、いままで胸にためてきたことを吐き出せたという意味で、救われたと思います。

 

アンダーワールドが作られた意味は、実際にソードアートオンラインの小説12巻を見て頂きたいです。

 

どうやら、負荷実験というものが絡んでいるらしい。

ベンチャー企業のラースが、慈善事業で電気代や維持費がものすごくかかるアンダーワールドを継続させているわけではない。

時間を加速させてやっと、維持できる。

ソードアートオンラインの小説には書かれていないことですが、時間のスピードが等倍であった場合、どうかんがえてもコストが割に合わないのでしょう。

人工フラクトライトの入れ物であるライトキューブを何十万も稼働させること自体、すごい電力を消費するみたいです。

 

ではなぜ、ラースはアンダーワールドを稼働させているのか・・・

管理者の菊岡が自衛隊の人間ということが一つのヒントになっています。

 

この辺の考察も含めて、ソードアートオンラインに楽しませてもらっています。

 

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【あのカーディナルが泣いた?】ソードアートオンライン 小説12巻感想

ソードアートオンライン12巻を語るうえで、カーディナルは外せないでしょう。

10代前半の女の子の外見で、中身は200歳というキャラクターです。

他のラノベやアニメなどでも、結構こういう設定のキャラって多いんですが、カーディナルはその中でもかなり興味深いキャラです。

 

カーディナルは、ずっと禁忌目録に縛られない人物を探していました。

それも、200年という途方もなく長い時間を。

 

外の世界から隔離された巨大な図書館の中で、ひたすら一人で、外の世界の虫たちが見る景色や聞こえる言葉を頼りに、禁忌目録を破る者を探していたのです。

 

そうしてやっと見つけたのが、キリトとユージオでした。

 

小説には書いてないですが、おそらくカーディナルは、2年間もキリトを見てきた中で、目が離せないやんちゃな少年に情が入ってしまったのかもしれませんね。

 

そして、システム上ありえないことですが、ずっと見ているうちにキリトを好きになってしまったのではないかと。

 

「好き」という感情すら持たない、知らない?からこそ、

 

「そうか・・・これが・・」

 

「これが、人間であるということか」

 

という言葉に繋がったのだと思います。

このセリフを読んだとき、私の目の前も滲みました。

 

200年の孤独を、たった一回のハグで「報われた」と語ったカーディナルに、いとおしさを感じざるを得ません。

 

ただのシステムが、虫の目や耳を通じて知った、数多くのアンダーワールド人たちのささやかな幸せ。

なぜ、人々は寄り添うのか。

「この温かさを知っただけで・・・わたしは・・」

 

よく考えてみれば、カーディナルは人とお茶をしたことも、しゃべったことも、手をつないだことも、会ったこともないんだと気づきました。

 

カーディナルは、アスナやリーファ、シノン、リズベット、ユウキなどに勝るとも劣らないキャラクターです。

 

なんだか、ソードアートオンラインの小説で1巻ごとに泣かされている気が・・・

 

私は別に泣き虫ではないんですけどね。

ストーリーが秀逸すぎて没頭し、入り込んでしまった結果、それぞれのキャラクターの感情とリンクしてしまっている部分があります。

 

ソードアートオンライン小説11巻が最強だと思っていましたが、12巻も全然負けてないですね。

アンダーワールドの生い立ちや全容、作られた本当の意味など、たくさんの情報が詰まっている巻です。

是非とも読んで欲しい巻ですね。(これも毎回言っている気がしますが)

 

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【自分の記憶をバックアップ?】ソードアートオンライン 小説12巻感想

ソードアートオンライン小説12巻では、人の記憶や感情に関してのお話が多く出てきます。

 

私は、人の記憶や人工知能、コンピューターと人間の知能比べ、などの話題が好きなので、個人的にドストライクの章です。

 

人工フラクトライトはライトキューブという5センチ角のボックス内に格納されていますが、このライトキューブにコンピューター(ざっくりとしすぎですが)が接続されていれば、記憶の操作ができてしまうんですよね。

 

昔ハリウッド映画で、悲しい記憶だけを消せるというテーマのお話がありましたが、これに似ているかもしれません。

(でも結局主人公は、自分の悲しい過去を自ら探しに行ってしまうのですが)

 

300年分の記憶を、150年分に整理しなくてはいけない。

恐怖の感情が、自分を窮地に立たせるから、自分から恐怖の感情を取り除きたい。

記憶や感情をデータとして考えれば、こういったことができるわけです。

 

私たちが住む現実世界ではもちろんまだ実現していませんが、近い未来、自分の体を捨てて仮想世界に“移住”するなんて人が出てきたら、記憶はデータとしてバックアップされることになります。

 

あくまでこれらはソードアートオンラインという小説内の話ですが、都市伝説で有名なお笑い芸人のSさんも、今後人口が爆発して地球に人が住める上限に達したら、バーチャル世界にいくひとが増えると言っています。

 

そのバーチャル世界の大統領は、もしかしたらAI<人工知能>かもしれないとも言っていました。

 

ソードアートオンラインとSさんのお話は、かなりリンクしています。

 

現実的に考えて、記憶がとぎれとぎれになったり、恐怖を感じない正確になったら、その人がその人でなくなる気がしてなりません。

性格も何もかも、全くの別人になってしまうと思いませんか?

 

アドミニストレータは、ただ周りより少し頭のいい女の子でした。

なのに、ちょっとしたことが原因で、リアルワールド人しか使えなかったはずのコマンドまで行きついた。

アンダーワールド人にとっては神の領域です。

 

リアルワールドには、300年も、150年も生きている人間は存在しません。

ですが、アンダーワールドには存在している、こういったストーリーがやはり興味を惹きます。

ソードアートオンラインは、ただ仮想世界でゲームする若者たちの青春を描いている

わけではありません。

人工知能やその将来のことの面白い考察を見ることができるのです。

 

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ソードアートオンライン 小説12巻~アリシゼーション・ライジング感想

今回は、ソードアートオンラインの小説も12巻の感想です。

 

カーディナルが言う、アドミニストレータの年齢300歳というのを自分に置き換えてみたら、ちょっと怖いですね。

長生きのおじいちゃんおばあちゃんの3倍生きるわけで、300歳の自分が何を考えるかなんて想像できないです。

このストーリーを川原さんが思いついたとき、「人間って、300年生きたら最終的にどういう性格になるんだろ?」って想像しながら書いたのでしょうか。

 

ソードアートオンラインの中では、人間のフラクトライトの寿命、魂の寿命は150年程度であるとラースの職員が言っています。

これは、アンダーワールド内の人工フラクトライト(アンダーワールド人)も同じです。

今のところ、最大1500倍まで世界を加速することができるのですが、加速世界で仮に2年間過ごせば、人間の魂であるフラクトライトはしっかりと2年歳を取るということですね。

つまり元の体の年齢と、加速世界で過ごした時間を合わせて、だいたい150年が人間の魂の上限だということ。

 

アドミニストレータが、300年生きたということを知って、「150年以上生きているじゃん」と思っていたら、アドミニストレータは、魂の年齢にある細工をしていました。

 

これは、ソードアートオンラインの小説12巻を見て、みなさんに納得して頂きたいです。

 

そして、300年生きた人間が、いったい何を考えて生活するのかということも、ソードアートオンライン小説12巻の中で是非知ってほしいです。

 

 

もうひとつ興味深いこと。

“もし、自分の完璧なコピーが目の前に立っていたら、自分はその相手にどういう感情を持つか”ということ。

 

みなさんも一瞬想像してみて下さい。

目の前に、自分と同じ顔と体で、性格も考え方もすべて一緒の人間が目の前にいたら・・・

 

私は、背筋が凍るほどぞっとする気持ちになりました。

今自分が考えたことを、相手も考えた。

自分という存在はひとりでいい、なんか邪魔だなこいつ、と思った瞬間に、

もしかしたら相手もそう思っているのでは?

同じ考え方をするのだからそうに違いない。

 

ソードアートオンラインの中でも書かれていることですし、他の書籍でも見たことがあるのですが、自分と全く同じ存在が目の前にいたら、人間は本能的にその相手を消そうとするらしいです。

 

カーディナルとキリトの会話は、ほんとうに興味深いです。

この感情は、小説を読まないと感じられないことでしょう。

11巻のアリシゼーション・ターニングで面白メーターがMaxになったはずなのに、小説12巻を見たら再度没入するほどハマってしまう。

ソードアートオンラインの世界はこれだから抜け出せないんです。

 

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ソードアートオンライン小説12巻の感想②

ソードアートオンラインの小説12巻の後半で、ファナティオという人物について語らないわけにはいかないでしょう。

整合騎士との戦いに突入したキリトとユージオ。

その中でも、ファナティオとの一戦は目を見張るものがあります。

騎士として、人界をダークテリトリーから守るため、自分を女だと周りに悟られないようにしてきた黒髪の美しい女性です。

キリトにカブトの下の素顔を見られたときに、「私が女だからと、手を抜くのだろう」と言ったファナティオに対し、

がっつり本気で斬りかかるキリトさん流石です。
でも、カブトの下の素顔は、紅をさし、髪をきれいに整えている。

このあたりの感情は、AI<人工知能>の領域を超えている気がします。

その理由も、アリスという、剣にも美貌にも長けた新人整合騎士を意識してのことなのだとしたら、

なおさら、ファナティオは私たち人間と何にも変わらない魂を持っています。
プログラムで動いているトップダウン型AIには、“嫉妬”や“女心”といった感情は生まれないでしょう。

これを言うと、最高とはいえトップダウン型AIのユイには申し訳なく思ってしまいます。

アリシゼーション編以降になるかもしれませんが、いつかユイがトップダウン型の壁を超える日が来ると願っています。

ユイ自身も、自分がトップダウン型AIということに関して、残念で、悲しくて、やるせない感情に近いものを持っていることは明らかです。
ファナティオはお気に入りのキャラになりました。

キリトとファナティオの戦いも、自爆しようとしたファナティオに対してキリトがとった行動も、

かなり感動しましたし、目頭熱くなりました。

是非ともソードアートオンラインの小説12巻をたくさんの人に見て欲しいです!

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ソードアートオンラインの小説

ソードアートオンライン小説12巻の感想①

 

やばい、カーディナルかわいい・・・

私はソードアートオンラインの女性キャラで一番好きなのはアスナなのですが、

カーディナルも相当いいキャラで、好きになっちゃってます。

とはいえ、シノンも、リーファも、リズベットも、ユウキも

ソードアートオンラインのヒロイン候補はみんな個性的で好きなんですが、

カーディナルもその中の一人に入っていいのではと。

200年間図書室にいて、一回も人と接したことないんですよだって。

でも、外の世界(ここではアンダーワールドのこと)のことは、虫の目や耳を使って見てはいたんです。

そこで、男女が恋愛したり、結婚したり、子どもが生まれたり、ということを見てきたんです。

だからこその、

「そうか、これが。。。」

「これが、人間であるということか。。。」

という言葉に繋がったんです。

200年間、人と一度も触れ合ったことのないカーディナルが、人との抱擁がこんなにも温かいものだと知った瞬間、

自分も泣いてました。

虫の目で見ていたのでしょうね。

人が恋をして恋人と抱き合うシーンや、お母さんが子供を抱くのを。

カーディナルにとって、人は“抱擁”して互いの温度を確かめ合う生き物なのだと思ったのでしょう。

そして、キリトの胸を借りることで、“自分も人間なんだ”ということを証明できたのでしょう。

ソードアートオンライン12巻は、大きく前半と後半でわかれます。

12巻の前半は、カーディナルがすべてもっていきました。

またお気に入りの好きなキャラが増えて、さらにソードアートオンラインという作品を好きになってしまいました。

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