【小説の感想】ソードアートオンライン19|ムーン・クレイドル

 

ソードアートオンライン19【ムーン・クレイドル】読みました。

9巻から続いていた、アリシゼーション○○○というタイトルから、
19巻は、アリシゼーションという言葉がなくなりましたね。

ムーンクレイドルとは、直訳ですが、月のゆりかご。
ゆりかごは赤ちゃんが寝るところですが、はたして誰の子供なんでしょう。
ムーンの月というのがヒントかも。

ここまで読み進めている人であれば、その赤ん坊の両親を知ったところで
「ヒャッハー!!」ってなることでしょう(笑)

小説は、文字から自分のイマジネーションが広がっていくのがいいとろこですよね。
なので、読む人によって思い浮かべる情景は違いますし、
バトルシーンなんかのイメージも違ってきます。

ソードアートオンラインの小説では、バトルシーンが事細かく書かれているので、
例えば「剣先が七色に光った」などと書かれていれば、
自分のイメージでその光景が脳内再生されます。

これが、アニメになってしまうと、目に見えてしまうので、
どうしても自分のイメージというものがなくなってしまうのですが
まだアニメ化されていないシーンは、自分が自由にイメージできます。
これが楽しかったりしますよね。

アリシゼーション編は是非ともアニメ化して欲しいのですが、
今持っている自分だけの情景がなくなってしまうと考えると、
それはそれで少し残念な気もします。

だからソードアートオンラインを小説で読むことをお勧めしてるんですけどね。
何人か友人にもソードアートオンラインのよさを熱弁して、
アニメや小説に引き込んでいます。
「面白い。読んでよかった」という友人がほとんどです。

さて、ソードアートオンライン19【ムーン・クレイドル】は、
小説18巻まで読んだ人にとっては、

「そうそう!この話の続きが読みたかったんだよ!」

という内容になってます。

小説18巻で終わってしまっていたら、もやもやが取れなかったでしょう。
そういった読者をわかってくれているかのように、
しっかりと、物語を書いてくれています。

そして、このソードアートオンライン19巻でピックアップされているキャラクターは

「ロニエ」です。

キリトとロニエの旅路は、なんだかキリトとリズを思い出してしまいます。
私はリズというキャラクターが好きなので、
その時のことを思い出してしまいました。

アンダーワールドでの、人界からダークテリトリーへの旅路は、
読んでいてすごく楽しかった。
実際に、その場にいて、新しい土地に足を踏み入れているような、
そんなドキドキ感を味わえました。

普通に旅行に行って新しい場所を見て回ったりすると、
その場所でしか吸えない空気とか、胸が高鳴るような光景とかに感動することありますよね。

小説内で、しかも小説の中のさらに奥のアンダーワールドでそれと似たような体験ができたので
「ソードアートオンライン19【ムーン・クレイドル】」は傑作だと思いますし、
書いている川原礫さんは、本当にすごい小説家なんだなと思います。
なんというか、イメージさせるのがとってもうまい。
だからこそ、キリトに恋をする数多くのキャラクターの心情も、痛いほど伝わってきます。

今回の19巻の物語のキモの部分は、アインクラッドの「圏内事件」に近いと思います。
ミステリアスな場面もあり、犯人はどのようにして侵入したのかなど、
サスペンス要素も満載です。

もうひとつ考えさせられるのが、
ある意味でアンダーワールド内では無敵だと思っていたキリトが、こういう方法で追いつめられるのか、ということ。
やはり、人が起こす問題は、スキルや腕力、ステータスが強いだけでは解決できない。

人と書きましたが、アンダーワールド内にいる人物は、
そのほとんどがボトムアップ型のAI(人工知能)ですよね。

もうソードアートオンライン小説をここまで読み進めている人ならばわかると思いますが、
AIを“人”としか思えません。

こう思うようになったのも、小説でアリシゼーション編を読んできた経験があるから。
AIを普通の人としか思えないようにした小説の書き方がとってもうまいんです。

だからこそ、アリスという存在自体が大事だと思えてきます。

ソードアートオンラインのアンダーワールドのお話はまだまだ?続くようなのでとっても嬉しいです。
アンダーワールド内のキャラ達を気に入ってしまったので、
もっと彼らの話を見たいし、キリトがどう時間を過ごしていたのかを
少しでも長く見たいと思っています。

⇒ソードアートオンラインの小説を今すぐ読む

 

コメントを残す