【小説の感想2】ソードアートオンライン9|アリシゼーション・ビギニング

 

今回は、小説ソードアートオンライン9巻アリシゼーション・ビギニングの感想2回目です。

主に小説9巻の後半部分の感想になります。

 

キーワードは、「ギガスシダー」と「ユージオ」、そして「アリス」ですね。

ギガスシダーはめちゃくちゃでかい杉の木です。

 

ユージオは、キリトがアンダーワールドで出会った初めてのキャラクターで、

キリトと同じ年の金髪の男です。

アリスは、あの後どうなってしまったのか・・・

 

ソードアートオンラインにでてくるキリト以外の男性キャラは

クラインとエギルがいますが、

どちらもキリトより年上で、親友というよりは戦友に近いかと思います。

 

そんな中、ユージオはキリトにとって親友になっていく可能性のある存在です。

女性キャラが多いソードアートオンラインシリーズですが、

キリトと同じ年の男キャラが出てきたことで、

話の幅が一気に広がりました!

 

これまでのソードアートオンラインは、

出てくる女の子のほとんどがキリトに惚れてしまいましたが、

ユージオもかなりのイケメンなので、ユージオもモテます。

その中で、今までにはなかった、

男二人と女の子一人の三角関係も・・・

とここまでにしときます。

 

 

小説9巻、アリシゼーション・ビギニングで面白いのは、洞窟でのゴブリンとの戦い。

リアルワールドでは、「痛み」をダイレクトに感じてしまうということ。

これまでのフルダイブのバーチャル世界では、

ペインアブソーバの機能によって痛覚が遮断されているため、

痛みを感じず、切られればHPが減るというものでした。

 

しかし、アンダーワールドでキリトは肉をえぐり取られるという傷を負ったとき、

あまりの痛みに涙を流し、しびれと熱に震えました。

そして、傷を負った相手のゴブリンも、同じだけの痛みを感じている。

その痛みを乗り越えながらなお殺意を向けてくる。

この辺の描写が面白かったです。

 

キリトは、何年も前のアリスのことをずっと悩んでいるユージオや、

皮肉にもゴブリンの強烈な殺意を目の当たりにして、

アンダーワールドに生きているキャラが、ただのNPC(ノンプレイヤーキャラクター)じゃないことに気づきます。

 

例えば、アインクラッド編ででてきた敵キャラは、スカルリーパーなどのボスがしゃべったりしなかったように全てNPCでしたよね。

ダメージを与えればHPが減っていき、やがて倒せるというもので、相手が痛がったり、苦痛の表情を浮かべたり、

人が人に向ける殺意などはなかったです。

しかし、アンダーワールドは、敵といえど人間と変わらない魂を持っています。

キリトが斬りつける相手は、姿は化け物じみていても、誰かから生まれて、誰かを愛しているわけで、

RPGゲームで敵を殺すのとはわけが違うということです。

この設定が、アリシゼーション編をより深いものにしてるのでしょう。

 

ちなみに、キリトとアスナの“娘”、ユイも限りなく普通の人間に近い魂を持っていますが、

それでも完全なるAIというわけではない、という説明が入っていたのは、

アンダーワールドにいる人との比較とはいえ、ユイがかわいそうになりました。

 

 

あと、忘れてはいけないことがもうひとつ。

普通の人となんらかわらない魂(フラクトライト)を持っている、

アンダーワールドの住民ですが、

現実世界とは異なることがあります。

 

それは、“禁忌目録に書かれてあることはできない”ということ。

 

このできない、というのは、感情的にできないということではなく、

物理的にできない、できないようになっているというのがミソです。

 

これは、アリスが整合騎士に連れ去られるときのユージオにも当てはまります。

キリトは、何が何でもアリスを助けようと動いた。

でも、ユージオは何か違うものに妨害されているかのように、そこを動けなかった。

この先にでてきますが、禁忌目録がこの先の物語を面白くします。

 

ソードアートオンラインのアリシゼーション編が面白いのは、

アリスも、ユージオも、セルカも、現実世界に肉体を持っていないというところ。

そんな現実世界には存在しない人たちと、

キリトはこれからどんな関係を築いていくのでしょうか。

まだソードアートオンラインの小説を読んでいない人は、マジで見てみて下さいね!

 

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